jikken note
minchi's artworks, news, scribbles, photos, etc. (language: japanese and english)Vagabonde exhibition turn out to be extremely successful! Oct 07, 2015 11:40 exhibitions notes photos
Vagabonde exhibition by Gallery Maison d’Art Ginza turn out to be extremely successful! Thank you so much!
メゾンダール・ギンザ リニューアルオープン企画展「Vagabonde/ヴァガボンド」
無事に終了しました。
見に来て下さった皆さん、作品を購入して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
自分の作品を気に入って購入して下さった方がいる事を嬉しく思っています。
オーナーの木本さん、参加作家の皆さんにも大変お世話になり、また多くの刺激を頂いて感謝しています。
わざわざ差し入れまで持って来て下さった皆さん、本当にありがとうございました!
在廊日には沢山の方にお会い出来て嬉しかったです。初日とは言え、平日でしかも18:00には
帰らないといけなかったので、東京まで行って誰も来てくれないままで帰るはめになったらと
とても不安だったんです。
それから、web上の絵と生の絵は違うと感じて下さった方が沢山おられて嬉しかったです。
自分も他の作家さんの作品を生で見てきて同じように感じ、でもそれは一度でも展示を
見に行ってみないと気が付かない事なので、まず見に来て頂けるきっかけをなんとかして
作っていきたいという事をずっと考えていました。
これに関しては自分だけの力ではどうにもならない部分もあったりしてまだ試行錯誤中です。
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今回の展示作品の主な登場人物(?)はママと乳歯ちゃんでした。
乳歯ちゃんは赤ちゃんの象徴です。赤ちゃんはお母さんが手をかけないと簡単に死んでしまう生き物です。
以前の展示では乳歯ちゃんは永久歯に生まれかわる生の象徴として描いていました。
今回は、生と死の狭間にいるものとして描きました。
乳歯は永久歯と違ってやわらかいので虫歯になりやすいそうです。
簡単に死んでしまう生き物を抱えているお母さんの重圧は半端ではないなと感じます。
でも大変だという事を口に出してはいけない雰囲気があります。
その重圧とは相反して何も出来ない赤ちゃんをとてもかわいいと思う気持ちもあります。
また自分が子供の立場になって見てみるとお母さんには聖母のようなイメージを持っている事に
気付きます。とにかく、お母さんは混沌とした立場にあるのかなと。。
Twitterの方にも書きましたが、この世に生まれてきた時点で誰にでも必ずお母さんが
存在する訳で、どんな人にでも何らかの関わりのある存在なのだと思います。
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最近以前にも増して文章を纏めるのが下手になってきてます。
書いてるうちに何が言いたかったのかわからなくなってしまう。
自分の思考もころころ変化していってしまうのでちょっと困ってます。
考えを言語化するのが苦手だから絵を描いてるんだけど、言語化出来ないと絵に興味を
持ってもらうのが難しいなと感じるようになったので、下手は下手なりに発信して
いくしかないのかなーと。。
今は面白いものが世の中に溢れかえっていて、その中で絵を買ってもらうのはとても
難しい事です。また、展示で絵を買えるという事自体知らない人も多いみたいで
売ってますというとびっくりされる事もあります。
ギャラリーは絵を鑑賞する為だけのものっていう常識が一般の人達には浸透してしまっていて
それを覆すのは大変な事なのかもしれません。
でもそれを覆せたとして、結局欲しいと思ってもらえる物を作れていなければ意味がないので
自分が良い、面白いと思う作品を作っていく事が一番大事なのかなー。。とか思ったりしています。
(以前にも同じような事書いたかもしれませんが、また言ってるなーと暖かい目で見てやってください。)
※上の写真はイラストレーターのカヨコンさんが撮って下さいました。