jikken note
minchi's artworks, news, scribbles, photos, etc. (language: japanese and english)絵本『いっさいはん』岩崎書店 / 11月26日発売 Oct 02, 2016 12:18 news picture books
My children’s picture book will be released November 19 November 26, 2016 in Japan!
This is the book which collected the interesting actions of the Japanese child.
The action of my daughter mainly :p Link
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初著書、絵本『いっさいはん』が岩崎書店さんより11月19日 11月26日に発売決定致しました。
これは主にうちの娘(1歳半当時)の面白おかしい日常の行動をまとめた絵本です。
本のデザインは畠山香織さんです。手書き風のタイトルがとてもかわいらしくて素敵です。
(アマゾンでは既に予約開始しています。Link)
以前自分がtwitterに投稿した「1歳半ぐらいの子供の行動」のイラストがきっかけで
この絵本は産まれました。
娘が1歳半だった頃、1人きりで育児をしていると行き詰まる事がとても多く、
現実逃避で育児日記のようなブログをひっそり作ってアップしていたのがこのイラスト達です。
今回、絵本にして頂くにあたって、twitterにアップしていたものは全て描き直し、
また当時の事を思い出しつつ新たに沢山の行動を追加しました。
これは、自分の普段の画風とかなり違って、ただ明るい楽しい事だけを集めた本に見えるかもしれないです。
でも、育児で思うように行かなくて辛いなーって思った経験等も結講含まれています。
(絵本の中でお母さんの表情がほとんど笑っていないのはその為かもです。)
当時は一杯一杯で大変だったのです。だけど、後から思い返すと笑える事ばかりだったりして、
育児というのは本当に不思議なものだなと感じています。
現在うちの子は小学二年生になりましたが、幼稚園の年長さんぐらいの頃から
自分が赤ちゃんだった頃の話にはとても興味を持っていました。
赤ちゃんの頃はどんな風だったと聞いてきたり、こんな風だったよという話をすると、なんだか
ニヤニヤしてとても嬉しそうにしてみたり。赤ちゃんの頃に撮った写真を見たがったり。
この絵本が、今1歳半のお子さんを育てているご家族だけでなく、その他の多くのご家族の
『いっさいはん』時代の思い出を語るきっかけになってくれたら嬉しいです。
ちなみに、自分が子どもの頃の一番最初の絵本の記憶は、ディズニーのシンデレラでした。
絵本の中の主じゃ無い部分、絵本のすみに描かれたごま粒みたいな主人公の絵を気に入って、
それを切り抜いて宝物みたいにずっと持ち歩いていました。
子どもの興味って大人の意図しないところにあったりします。
自分と同じように、この絵本の一部分でも、どこかの誰かが気に入って宝物にしてくれたら、
そういう思いから細部の小物に至ってまでかわいさを心掛けてしっかり描きました。
(パースが下手なのは許して下さい。)
それから、絵本の中には自分が普段からモチーフにしている虫歯ちゃんがあちこちに出演しています。
全部で何匹いるか是非数えてみて下さい。
多くの方に『いっさいはん』を読んで頂ける事を願っています。
※この本はminchiの実体験を元に創作された絵本作品です。
一般的な一歳半の子どもの行動とは異なる部分もありますのでご了承ください。
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12月4日から大阪の長谷川書店さんにて絵本の原画展を開催予定です。Link